高校受験暗記のコツ!

暗記カード

 

  • 忘れっぽいような気がする。
  • 同じ用語をまた間違えた。
  • 暗記教科が苦手だ。

 

すぐに忘れてしまうと「私は記憶力が悪いの?」と悩んだことはありませんか?

 

多くの子どもたちを教えてきて実感するのですが、
人は思っている以上のスピードで、教えたことを忘れてしまいます。

 

ほんの一週間前に教えたのに忘れてしまうのは、ごく普通のことです。

 

だから、暗記が苦手・記憶力が弱いと嘆く必要はありません。

 

高校受験勉強で暗記するコツを紹介します。

 

 

脳は忘れるようになっている

 

暗記脳

 

なぜそんなに早く忘れてしまうのでしょうか?

 

早く忘れたからといって、決して記憶力が悪いわけではありません。

 

忘れてしまうのは、脳がもともと忘れる性質を持っているからです。

 

例えば、あなたは一週間前の夕食で何を食べたか覚えているでしょうか?

 

おそらく多くの方が覚えていないと思います。

 

なぜ覚えていないかというと、
覚えようと脳が意識していなかったからです。

 

食事だけでなく、これまで生きてきた日々の出来事をすべて脳が記憶していては、
脳がパンクしてしまいますね。

 

ですから、昨日や今日のことは短期記憶、
ずっと忘れない記憶は長期記憶と区別しています。

 

暗記したい短期記憶を長期記憶にすればいいのです。

 

では、長期記憶にするにはどうすればいいでしょうか?

 

高校受験暗記のコツは?

 

暗記のコツ

 

短期記憶を長期記憶に変えるコツがあります。

 

何かを記憶しようとしたら、自分の脳に
「これは大事だから覚えよう」とサインを送って意識させることが必要です。

 

何も意識せずにいると、毎日の食事と同じように
脳が短期記憶として「覚えなくてもいい」と判断して、忘れていくからです。

 

では、どうすれば脳が意識して覚えるでしょうか?

 

1、感情(心)が動くと記憶できる

 

気持ち

 

一つは、強い感情といっしょに記憶すること。

 

これまでで感動した景色や嬉しかった瞬間、
悲しかった思い出は長く記憶に残っていると思います。

 

心が動くと、その時の記憶も強く印象に残るのですね。

 

子どもの勉強でも「なるほど!」「わかった!」「できた!」と、
心も一緒に動いたことは、なかなか忘れない記憶になります。

 

ただ、勉強で感動する機会はそんなに多くあることではありません。

 

だれでも好きな教科や好きではない教科はあるものです。

 

自分が興味のある分野ばかりならよいのですが、
関心の低い分野では心も動きにくいです。

 

勉強で感動がないときはどう記憶すればいいでしょうか?

 

2、繰り返して覚える

 

くり返す

 

どんな分野でも記憶を強くするのが、「反復して覚える」です。

 

反復して覚えるのは王道中の王道です。

 

だれでも1回で覚えられないのが当たり前で、
すぐ忘れてしまうものです。

 

同じ問題を間違えても「これで普通」と考え、
「忘れたけど、もう1回繰り返せば大丈夫だ」と考えてください。

 

そうやって2回、3回と反復することで記憶が強くなっていきます。

 

脳は何度も反復されたことを長期に記憶するような仕組みになっているからです。

 

覚えるには3回反復が目安と考えてよいでしょう。

 

社会の暗記が苦手な人も、ワークや問題集を3回繰り返してください。

 

3回は面倒と感じるかもしれませんが、
3回すれば長期記憶になるので、頑張ってくださいね。

 

高校受験社会の勉強法はこちら

 

3、関連するつながりで覚える

 

メモリーツリー

 

最後は、つながりで覚えることです。

 

一つ一つの用語を覚えるよりも、
関連のある用語をまとめて覚えるほうが忘れにくいです。

 

上の画像は「メモリーツリー」と呼ばれるもので、
自分なりに関連知識をまとめたものです。

 

中心に人物名を書き、周囲に関連知識を広げています。

 

興味があれば、自分のメモリーツリーを書いてみましょう。

 

用語や知識の整理もできますね。

 

 

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