高校受験勉強のやる気スイッチを入れる方法
「うちの子、やる気スイッチ入らない!」
このように悩んでいるお母さん、お父さんは多いと思います。
とくに中学3年生でやる気がないと、高校受験が心配ですね。
どうしたら子どもの「やる気」が出るのでしょうか?
高校受験生のやる気スイッチを入れる4つの方法を紹介します。
1、とにかく勉強を始める
多くの方が、『やる気が出るから勉強する』と考えますが、
何もないところからやる気は出ません。
最近の研究によると、それに関係することを始めると
脳の「側坐核(そくざかく)」が刺激され、ドーパミンが放出されるそうです。
つまり勉強を始めるとやる気スイッチが入るのです。
やる気が出る → 勉強する
ではなく、
勉強する → やる気が出る
という順番です。
ですから、子どもがやる気を出すのを待つのではなく、
時間になったら勉強をスタートさせてしまうようにしましょう。
勉強のスタートは簡単な内容がいいでしょう。
- 英語の教科書を音読する
- 前回の数学の計算復習をする
- 社会の一問一答をする
- 理科の教科書を読み直す
すぐに始められて短時間で終わることにしましょう。
やる気スイッチが入り、エンジンがかかったら
応用問題や入試問題集をするといいでしょう。
2、小さな成功体験をさせる
2つめは、成功体験をさせることです。
大人でも、何かしら努力の成果が出れば
「やった!次も頑張ろう!」と思いますよね。
長い努力が必要なことや大きな成功でなくて構いません。
ほんの小さな成功でもいいのです。
- 小テスト
- 単元確認テスト
- 朝自習テスト
- 英単語テスト
- 漢字テスト
頑張れば100点を取れそうなもので頑張らせてください。
100点が無理そうなら、80点で合格でもよしとしましょう。
「頑張ったらできた!」という成功体験がやる気スイッチとなり、
子どもは次への意欲と自信を得ることができます。
3、頑張っている姿を認める
日本の多くの子どもは自分に自信がありません。
いつも「失敗したらどうしよう」と心配し、
うまくできなければダメな子になってしまうと不安でいます。
もし志望校に合格できなかったとしても、
合格できなかった自分を親に認めて欲しいと願っています。
目に見える結果からヤル気を引き出す方法だけでなく、
努力の過程を認めてあげることも大切です。
ですから、子どもに声掛けをするなら
「頑張りなさい」より「頑張っているね」が効果的です。
大人の仕事でも、いつも必ず良い結果が出るとは限りません。
結果も大事ですが、「○○くん、頑張っているじゃないか」と
努力を見てもらえているのも嬉しいものです。
お母さんの料理についても「美味しい」も気持ちいいでしょうが、
「いつもご飯の料理をしてくれてありがとう」もヤル気が出ると思います。
高校受験の勉強を頑張っていたら、「頑張っているね」と声をかけてあげてください。
4、親の成功体験、失敗談を話す
自分の歩んできた人生を子どもに話して聞かせる親が減っていると感じます。
お父さん、お母さんの高校受験の経験、恋愛の話、仕事の話、
いろいろな話をお子さんにしてあげてください。
とくに、子どもが強く関心を持つのは「親の失敗談」です。
お父さん、お母さん、先生の失敗談を聞くと、
自分の親もたくさん失敗して大人になったと理解して安心できるからです。
私が失敗したからあなたは同じ失敗しちゃだめよ!と
説教にならないように注意してくださいね。
子どもは大人よりもいろいろな人生経験が少ないので、
将来について不安や心配になることが多いです。
また、自信もありません。
そんなときこそ親が「自分の場合」を話して、
子どものヤル気を引き出してあげてください。
やる気を出させる4つの方法を紹介しました。
できそうなことから始めてみてくださいね。
お子さんの志望校合格を願っています!
< 高校受験合格!勉強法ガイドブック >
全国1100組以上の親子に大好評!
勉強のやり方がわかる!
やる気の出し方がわかる!
点数や偏差値が上がる!
おススメ問題集がわかる!
親のサポート法もわかる!