スマホばかりで高校受験勉強をしないときは?
中学生のスマホ所持率は4割と言われています。
LINEや動画サイトなど中毒になっている子も少なくありません。
高校受験なのにスマホを触ってばかりで勉強がおろそかになっている子には、
どのように対処すればよいでしょうか?
スマホと学力の関係は?デメリットは?
上の図は、スマホの使用時間と数学の成績を調べた結果です。
文部科学省でも調査でも明らかになりましたが、
スマホを長くやる子ほど学力が低いです。
スマホに勉強時間を奪われるからです。
スマホの問題は学力面だけではありません。
視力が落ちる、集中力に欠ける傾向もあります。
ネットで悪質サイトや有害サイトを観てしまう可能性もあります。
歩きスマホや自転車スマホで自分や誰かを傷つけてしまう可能性もあります。
親子で高校受験生がスマホを持つ悪影響を理解しておきましょう。
スマホを持たざるを得ない環境とメリット
ただし、現代では多くの中3生がスマホを持っています。
友達とLINEで会話したり、情報収集するためです。
友達が持っていて、自分が持っていないと気まずいかもしれません。
また、高校受験生がスマホを持つメリットは勉強動画の視聴です。
Youtubeなどでは、無料の勉強動画が配信されています。
5教科の問題の解き方など、わかりやすく解説されています。
勉強で分からない事を調べるにも、グーグルなどは便利です。
時間制限などルールを守らせましょう
高校受験生にとってメリットはあるとはいえ、
中学生は自分でスマホ時間をコントロールできません。
ただ、一度持ってしまったものを取り上げるのも難しいと思います。
そこで、親子でよく話し合い、使用ルールだけはしっかり守らせるようにしましょう。
実は、1日1時間未満の使用ならそれほど学力に影響はありません。
あなたのお子さんも1日1時間にしてはいかがでしょうか?
例えば、夜の7時〜8時までとか、帰宅後の30分と就寝前の30分だけとか。
他の時間は親が所持して、時間になったらお子さんに渡すのがベストです。
もちろん、インターネットで有害サイトへ接続されないよう設定をしておくことも重要です。
ルールを守れないようなら没収する?
中学生の勉強において、家庭学習はもっとも重要です。
高校受験はもちろん、中間や期末の定期テストも同じです。
また塾に行っても行かなくても、家庭での学習が不可欠です。
もし中学3年生の9月以降にスマホにどっぷりとはまって
スマホで勉強しないようなら志望校合格は遠くなると思ってください。
使用時間のルールをつくっても守れない時は、
一定期間は使用禁止とするなど、最初に約束するといいでしょう。
ルールは子どもの健康と進学、幸せのために
高校受験では勉強に集中させたいです。
スマホのことで親子ケンカになるのは避けたいですね。
スマホ使用についてルールを決めるのは、
お子さん自身のためであることを伝えましょう。
- スマホは目にも目に脳にも悪い。お前には健康でいてほしい。
- 希望する高校に進むには、ガマンすることも必要。
- 幸せな人生にしてほしいから、今はルールを決める
お子さんに愛情をストレートに表現してみてください。
誠実に話し合いをすれば、きっとお子さんもわかってくれると思います。
お子さんの志望校合格を願っています!
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