国語も勉強すれば点数が伸びる!
国語は何を勉強していいかわからない・・
そんな中学生が多いですね。
でも、文章の読み取りは大人になるうえで必要な力です。
日本語の読み方を知って文章を楽しむことができれば、人生が豊かになります。
また国語も成績が上がる勉強法があるので、参考にしてください!
最初に分野別の勉強法を紹介します。
小説の読解
小説の読解で大切なことは2つあります。
1つは、場面の情景や登場人物の様子をイメージすること。
小説読解には、物語の背景や人物像がヒントになることが多いからです。
主人公がどのような環境にあり、どのような性格なのかを理解することは、小説読解の大きなヒントです。
A子さんと家族が出てきたら、顔や声をイメージしてみましょう。
2つ目は、人の心の動きに注目すること。
小説で筆者が読ませたい部分の一つは、人間の感情や成長です。
主人公だけでなく、周囲の人間の心の動きに注意しながら読みましょう。
人の心の変化や主人公の成長の様子は、小説の読解問題でよく出ます。
説明文の読解
説明文は、筆者が自分の主張をする文章です。
一つの文章の中に、一つの主張が繰り返し出てきます。
そして、その主張の理由・反対意見・補足・具体例などで文章が広がっていきます。
ですから、説明文の読解では最初に筆者の主張を見つけましょう。
さらに段落ごとに「ここは主張?理由?反対意見?補足?具体例?」と考えながら読むことが大切です。
一見、難しい印象のある説明文ですが、筆者の主張はシンプルであることがほとんどです。
同じ文章でも何度も読めば、文章全体の理解も進みます。
古文・漢文の読解
高校受験の国語で得点源になりやすいのが古文・漢文です。
古文や漢文は表現技法や決まったルールを覚えましょう。
古文は「うつくし→かわいい」など、現代とは異なる意味の古語は暗記します。
対句・倒置・体言止め・擬人法などもよく出ます。
漢文はレ点や係り結びなどの定番を覚えましょう。
古文や漢文の読み取りが苦手な人もいますね。
苦手な人も、現代の意味と同じ部分だけをつなげて解釈してみましょう。
例) ふるさとは花ぞ昔の香ににほひける
ふるさと・花・昔・香・におい
(ふるさとの花は昔の香りのまま咲いているよ)
現代の意味と異なる部分があるので、現代語訳でチェックします。
全然わからないときは、先に現代語を見てから古文を読みましょう。
あとは多くの種類の問題をたくさん読んで練習することです。
小さな声で音読すると古文や漢文に慣れることができます。
次は、中間・期末テストの国語勉強法を紹介します。
国語ノートと教科書ガイドを読む
中学生の定期テストで国語の勉強は、何をすればいいでしょうか?
国語は何が要点なのかわかりにくい教科です。
そこで「教科書ガイド」の購入をおススメします。
教科書ガイドは、教科書の要点をまとめた参考書です。
重要語句や本文のポイント・練習問題(少し)が書いてあります。
テスト前に読んでポイントを確認するのに便利です。
学校の授業の先生の板書ノートも見直しておきましょう。
先生の説明したことと「教科書ガイド」のポイントで重なる部分もあると思います。
ワークの問題を解く
要点がわかったら、ワークの問題を解いてみましょう。
説明文・小説・古文漢文など、うえで紹介したことを参考にして解いてみてください。
3つの分野に共通する問題の解き方は、答えを根拠を探して解くこと。
本文中に答を見つけたら、線を引いておくといいでしょう。
ほとんどの読解は本文中に正解があるからです。
答え合わせをするときに、自分の線を引いた場所が合っていたか確かめます。
間違っていても、正解例を見ながらマネして書いてみると国語の力が付きます。
×をして終わりにしないようにしてください。
解説を読んで「なぜ正解なのか?」を理解しておくことが大切です。
漢字練習は例文といっしょに
最後は漢字練習です。
最後に書きましたが、漢字をテスト勉強の最後に回すと大変ですね。
テスト2週間前からコツコツと漢字ワークを進めておきましょう。
漢字を覚えるときは、できるだけ例文の中で覚えること。
例) 病気が快方に向かう。
休み時間はグラウンドが開放される。
宿題から解放される。
このように例文まるごと覚えると、意味と使い方を覚えることができます。
しかも、忘れにくいのでおススメの方法です。
テストでは10点くらい出るので、満点を目指しましょう!
中学生の国語おススメ問題集
定期テストにおススメなのは「教科書ワーク」です。
学校のワークが配られていないときや学校ワークを終えて時間があるときに使いましょう。
定期テストの予想問題もついているのでテスト直前にやるといいです。
勉強のやり方がわかれば成績は上がる!