中学生のノートの使い方とおススメノート
中学生の勉強ノートはとても大事です。
ノートは2種類を用意してください。
- 授業の要点を板書するノート
- テスト前に問題を解くノート
5教科で2種類のノートをどのように使えばよいか、
国語から順に紹介していきます。
ノートの書き方・使い方など参考にしてください。
国語のノート
縦書きになるので、ノートを横にして使います。
下の3分の1くらいで線をひいておくき
上の3分の2は、授業の板書をしましょう。
板書は先生が書いたことだけでなく、
言ったことのメモ、自分が感じたことも書きます。
下の3分の1に、難しい語句の意味を書いておくといいでしょう。
小説は登場人物の感情を書いておきます。
古文や漢文の場合は、現代語などを書くのに使いましょう。
一方、テスト勉強用のノートはワークの間違え直しと漢字練習です。
ワークで間違えた問題は赤で答えを書いていると思います。
そんなときは、赤シートを使いましょう。
ワークに赤シートをかぶせて正解が消えたら、ノートにもう一度解きましょう。
数学のノート
数学のノートには必ず書いておきたいことがあります。
ページの左上に、教科書や問題集のページを記しておきます。
たて線で区切ったりせず、ぜいたくに使いましょう。
なぜなら、図形やグラフも描くとよいからです。
図形やグラフは自分で描くと問題のイメージが記憶に残りやすいです。
公式や大事な部分は赤や青のペンで書きましょう。
ただし、3色以上を使うとゴチャゴチャしてきます。
テスト勉強用のノートも、空白を十分とって使いましょう。
筆算するときも、大きくはっきり書くといいです。
図形やグラフの間違えた問題は図やグラフもいっしょに書きましょう。
- 何を間違えたのか?
- ポイントはどこなのか?
- どうすれば正解できたか?
これらをメモできるとベストです。
テスト前に見直して、ミスを防げるからです。
社会のノート
右の4分の1くらいに線を引きましょう。
4分の3は先生の板書を書き、4分の1は
先生の一言などメモ用に使いましょう。
歴史は学校の先生の板書をするときも
次の3つをセットで書き残すようにします。
- 年代
- 人物名
- 出来事
これらを中心に、周辺の知識をまとめましょう。
テスト勉強用のノートは、問題を繰り返し解きます。
テストまでに3回の反復で、70%以上は覚えられるでしょう。
暗記できないものは、教科書や用語集を読み直します。
テスト直前は用語の漢字練習もしておきましょう。
理科のノート
理科は実験・観察の多い教科です。
先生の板書でも、図や資料もできるだけいっしょに描きましょう。
数学の図形やグラフと同じく、
図や資料はイメージで覚えるものだからです。
自分の手で描いてみることで、イメージが頭に残ります。
実験では3つのことをノートにまとめます。
- 何を調べる実験なのか?
- 実験で注意することは?
- 実験から言えることは?
これらを理解しながら授業を受け、ノートをとりましょう。
理科ではグラフもよく出てきます。
- 何を調べたグラフなのか?
- タテ・ヨコの単位は何か?
- グラフから何がわかるか?
これらをよく理解しましょう。
テスト勉強のノートは、社会と同じく反復練習が必修です。
ただ、理解も必要な分野が多いため、
わからないときは先生に質問して解決しましょう。
今はインターネット上に理科の問題の解説動画も多くあります。
教科書や参考書を読んでもわからないときは、
スマホなどで検索して動画を探してみましょう。
英語のノート
英語は単元の英文法と新出単語をまとめるノートが必要ですね。
教科書にあった予習用のノートを使っている中学生が多いです。
そのノートに基本英文の文法や新しい単語の意味を書くといいでしょう。
テスト勉強用のノートは、単語練習用としても使います。
単語は英語をブツブツと読みながら書くと覚えやすいです。
単語と同じく単元の基本英文も
3つのことを練習してクリアしましょう。
- 英語を読める
- 和訳(日本語)がわかる
- 英語を覚えて書ける
テスト前はワークの問題の1回目や2回目をするのに使います。
ワークに赤で答えを書き込んであるときは、
赤シートで正解を隠して解きなおしをしましょう。
中学生におススメのノート
中学生におススメなのは「コクヨキャンパスドット入り罫線」です。
ドットが入っているので、縦線が書きやすいです。
ドットおかげで、図形や表、グラフが書きやすくなります。
数学や理科の図を描くのに苦労している子にはいいでしょう。
文字を書くときもドットを目安に書けるので便利です。
中学生のノートの書き方・おススメノート紹介でした。
ノートを上手に使って、成績を上げてください!