高校受験専用のノートをつくろう!
高校入試を乗り切って合格するのに大切なのは、
間違えた問題と正面から向き合い、克服することです。
わからなかったり、×がつくとだれでもイヤなものです。
間違えた問題は目を逸らしたい、なかったことにしたい・・・。
イライラするその気持ちはよくわかりますが、
間違えた問題こそ成長のチャンスです。
今日から間違い直しノートを作って、
次のテストや模試では正解できるようにしましょう!
では、2種類の間違え直しノートを紹介します。
まとめノートはいらない
高校受験の勉強で、まとめノートはできるだけ作らないようにします。
なぜなら、参考書や教科書が要点のまとめだからです。
要点を書き写しても覚えたことにはなりません。
まとめただけでは問題を解けるようにはなりません。
ですから、まとめる作業は高校受験ではほぼ必要ありません。
3回反復してどうしても覚えられない時だけ、自分でまとめてみましょう。
用語を覚えるものと解き方を覚えるノートをつくろう
最近の高校入試問題は2種類に分けられます。
一つは暗記物です。
覚えていたら解ける知識系の問題ですね。
<知識系の問題>
- 理科や社会の用語問題
- 数学の計算問題
- 国語の漢字や文法問題
- 英語の発音や単語問題
もう一つは説明もの、証明物です。
理解と表現力が必要な問題です。
<記述系の問題>
- 数学の図形証明問題
- 数学の文字による説明問題
- 理科の計算や社会の記述問題
- 英語の英作文問題
とくに理科社会の記述式問題は
出題が増える一方で対策が必要です。
そこで、暗記用の一問一答ノートと記述用のノートの2冊を作ります。
では、どんな感じでノートを作ればよいか紹介します。
一問一答の間違えノート
一問一答とは、知識を暗記する問題ですね。
左側に問題があり、右側に答えがあります。
社会や理科の用語で間違えたものをノートに記しておきます。
問題 | 解答 |
---|---|
日本一の流域面積の川は? | 利根川 |
問題と答えの間は線で区切るといいでしょう。
実力テストや模試の前に、右側(正解)を隠して、もう一度解いてみるといいです。
覚えたものはチェックを入れるなどしましょう。
証明や記述式の間違えノート
合同証明など図は必ず書くようにしてください。
図を書くと問題のイメージが頭に残るからです。
一問一答のようにノートを区切る必要はありません。
大きなスペースを使って、間違えた問題の解きなおしをしましょう。
正解を見ずに、自分の力だけで書けるようにしましょう。
きれいに書くことにこだわりすぎないこと
ノートを書くときに、キレイにこだわる中学生がいます。
もちろんキレイなノートは素晴らしいのですが、
自分が見直すものなので、美しい必要はありません。
間違えノートの目的は、間違えた問題を解けるようになることです。
キレイに書くことにこだわりすぎては、解きなおしの時間が減ってしまします。
きれいでなくとも、分かる問題、できる問題を増やし増しましょう!
ノートはキミだけのオリジナル参考書になる
間違いノートはキミだけの高校受験参考書になります。
実力テストで何がすればよいかわからないとき、
ノートを見なおして、問題をもう一度やってみましょう。
ノートが何冊もたまれば「これだけ頑張ってきたんだ!」という自信になります。
模試の会場や高校入試の会場に持っていって、試験前や休憩に見直すといいですね。
おススメのノート紹介
おススメノートは、Campusのドット入り罫線のものです。
タテの線を引きやすいドットがあるので、タテの行をそろえやすいです。
このドットで図形を描くのも描きやすくなります。
意識しなくても、自然に見やすいノートになります。
さあ、間違い直しノートをつくって志望校に合格しよう!
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