高校受験の内申点とは?入試に影響する?
受験生の親子がぜひ知っておきたいのが内申書(調査書)です。
高校入試に内申点は少なからず影響します。
内申だけで「合格確約」とする高校もありますね。
内申書についてはこちら
では、内申をアップさせるには何をしたらいいでしょうか?
学力面とそれ以外の活動の2つを見ていきましょう。
中学での学力面の評価
上の表のように5段階の通知簿をそのまま合計したものです。
これは、中学3年間でどれだけ勉強を頑張ってきたかを見るものです。
ただし、高校によっては数学英語を2倍の評価にしたり、
技能教科を含めない場合があります。
3年生の成績だけを見る県や、3年間すべて評価対象にする県もあります。
お住まいの都道府県や受験高校がどのように内申点を見るのか、知っておくことが大切です。
早めに情報を集めたり、担任や進学指導の先生に聞いておきましょう。
課外活動の評価
部活動で県大会に出場したなどの実績。
英検や漢検、数検で3級を取得したなどの努力。
生徒会でリーダーシップを発揮した場合や、
校外でボランティアに参加したなどの活動。
中学校の通知簿評価以外でも、さまざまな活動が評価されます。
つまり内申点とは「学力面」+「課外活動」の合計の場合が多いです。
これが調査書として受験高校に送られ、合否の判定材料となります。
部活動や資格はどれくらいプラス評価になるのか、
こちらも先生に聞いて確かめておきましょう。
内申点アップのために必要なことは?
あなたの住む地域が内申を重視するなら、
1年生のうちから内申点を良くしておきたいですね。
そのためには通知簿を評価を上げておきましょう。
3年の成績だけを評価する高校もありますから、
今からでも間に合う可能性が高いです。
通知簿の評価は中間期末の定期テストの点数はもちろん、
授業態度、提出物、積極性などで決まります。
つまり、勉強に前向きに取り組むということです。
授業中に手を挙げて発表したり、放課後に質問するといいですね。
「積極的に授業に参加している」
「わからないことを意欲的に探究している」
先生からこのような良い評価が得られます。
テストや授業以外で出来ることは?
学力面でテストや授業以外で、内申アップの方法は何でしょうか?
英検や漢検の資格は3級以上が記載されることが多いです。
偏差値の高い高校では、準2級まで取れるとベストです。
内申書が書かれるのが3年生の11月くらいですから、
それまでに(第2回の検定までに)取得しておくのが良いでしょう。
運動部は県大会上位進出や全国大会への出場が記載されるケースが多いです。
また、運動部で老人ホームの掃除を手伝った、あるいは
吹奏楽部で地域行事に演奏したなどはボランティアにあたります。
チャンスがあれば積極的に参加してください。
人前に出るのがイヤでなければ、生徒会で活動するのも大きなプラスになります。
それぞれ得意なことや不得意なことがあるでしょうから、
今からでも自分にできることをやっていきましょう!
高校入試は一発勝負ではない
昔の高校受験の印象と言えば、頭にハチマキをしめて
「絶対合格するぞ!」と一発勝負に賭けるものでした。
試験当日の出来・不出来だけで合格・不合格が分かれました。
しかし、現代は違います。
高校側も中学3年間の様子を知りたいと望むようになったのです。
入試当日の成績と中学で頑張ったことの両方を評価する。
考えてみれば、これこそ公平な試験と言えそうです。
志望校合格に向けて内申点をアップしましょう!
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