高校受験 英語の勉強のやり方は?

高校受験英語

 

英語が苦手な中学生は多いですね。

 

とくに長文練習の要領がわからずに
つまずいてしまう子が多いですね。

 

では、英語のテストで良い点数を取るには、
どんな勉強をしたらよいでしょうか?

 

 

長文問題の練習法に入る前に
英語が得意になる原理原則を紹介します。

 

私は受験塾で指導をしているのですが、
次の2つは絶対に欠かせません。

 

高校入学後もずっと続けてください。

 

1、小さな声でも音読しよう

 

声に出して英語を読む

 

英語は外国の「言葉」なので、
まずは英文を読めるようになることが大切です。

 

中学校の英語が苦手になってしまう原因は、
英語が読めなくなってしまうことです。

 

日本語の漢字でも、読めないものは覚えられませんね。

 

まして、和訳(日本語)を覚えるのも困難になります。

 

ですから、英語の長文問題でも少し声を出しながら読みます。

 

読み方が分からない単語があるときは、
カタカナ表記の辞書を購入して調べてください。

 

同じ長文を何度も読めば、それだけで自信になります。

 

また、英語の語順がだんだん理解できるようになります。

 

英語の語順を理解していくと、訳するのもはやくなります。

 

小さな声でも音読!これを覚えておいてください。

 

2、教科書の基本文(構文)を必ず暗記しよう

 

英文の例文

 

英語の長文を読解するのに必要とされるのが
早く正確に和訳する(日本語にする)能力です。

 

中3ならば、現在完了・受け身など、
構文を理解したうえで訳す必要があります。

 

ですから、

 

中学3年間で習う基本文はすべて訳せるようにしておきましょう。

 

ニューホライズンは教科書の巻末に
基本文一覧」がのっています。

 

サンシャインも同じく巻末に
Basic Dialog一覧」が出ています。

 

他の教科書でも、巻末に基本英文のまとめがあります。

 

これらの英文をすべて訳せるようにしてください。

 

この英文が高校受験はもちろん、高校英語の基礎になります。

 

必ずマスターして活用できるようにしてください。

 

高校入試の英語長文を早く正確に読むコツ

 

スラッシュを入れた英語長文

 

英語長文問題を苦手としている人は、
何ができなくて困っているのでしょうか?

 

問題は英文を読むのに時間がかかりすぎるということ。

 

時間がかかると、設問の答えを考える時間も足りなくなります。

 

では、どうすれば英文をはやく読めるでしょうか?

 

多くの中学生は、英文を訳すときに
英文の最初から最後までを何度も読んで訳を考えます。

 

例えば、この英文を訳してください。

 

I think that English is easier than math.

 

英文を最初から最後まで見て、
それから日本語を組み立てていませんか?

 

that の後ろから訳したと思います。

 

私は英語は数学よりもやさしいと思います。

 

これでは、英文の最初と最後を何度も往復して、
一文を訳すのに時間がかかってしまいます。

 

高校入試の一文はもっと長いので、なおさら時間がかかります。

 

そこで、

 

英文を前から訳して、戻らないようにします。

 

例文の場合は

 

I think

 

私は思います。

 

that English is easier than math.

 

英語は数学よりもやさしいと

 

こんな感じで、先頭に戻らずに訳します。

 

全体を眺めるのではなく、最初からどんどん訳して戻りません。

 

戻らないので、読む時間が短縮されます。

 

スラッシュリーディングをマスターしよう

 

例文で、英文を途中で切りました。このように

 

「意味のまとまり」で英文を切って読むことを
スラッシュリーディングと呼びます。

 

例文にスラッシュを入れると

 

I think / that English is easier than math.

 

このようになります。

 

では、どこにスラッシュを入れるかというと

 

コンマ、接続詞、関係代名詞

 

この3つは覚えておきましょう。

 

コンマの例文

Because it rained hard, / we could not play baseball
雨が激しく降ったので / 私たちは野球ができなかった

 

接続詞の例文

I was studying / when my father came home.
私は勉強していた / 父が帰宅したとき

 

関係代名詞の例文

Kyoto is the famous city / which has very old buildings.
京都は有名な街    /   とても古い建物がある

 

慣れるまでは難しく感じるかもしれませんが、

 

自然にスラッシュで区切れるようになります。

 

最初は自分の感覚で「ここ!」と思った場所に
スラッシュを入れても構いません。

 

スラッシュリーディングをマスターすれば、
長文を読むスピードがアップします。

 

ぜひ、チャレンジしてください!

 

長文練習で単語や熟語も覚える

 

英単語カード

 

英単語の暗記カードを持っていますか?

 

単語カードも悪くないですが、
1つの単語で一つの意味を覚えるのは大変です。

 

オモテ(important)→ウラ(重要な・大切な)

 

このような覚え方は忘れやすいです。

 

単語カードを書くなら、英文で覚えるといいです。

 

English is important. → 英語は重要だ

 

英文の中で覚えるほうが、忘れにくいです。

 

このような構成になっている単語ブックも増えましたので、
書店などで購入するといいでしょう。

 

また、高校受験の勉強では長文読解の練習が増えます。

 

長文を読み終わったら、全訳に目を通しましょう。

 

英文の中でわからなかった単語があれば、全訳で確認します。

 

英文をもう一度読んだときに、単語の意味がわかれば、暗記できたと言えます。

 

長文練習をしながら、単語量も増やす。

 

一石二鳥ですね。

 

高校入試英語長文対策のまとめ

 

いかがでしたか?英語が苦手な人はとくに

 

まず「音読」の確認からスタートしてください。

 

  • 1、いつでも英文を音読する
  •  

  • 2、教科書巻末の基本文を訳せるようにする
  •  

  • 3、英文を最初から訳し、戻らない練習
  •  

  • 4、単語は英文の中で覚える

 

高校入試までにこの4つを練習すれば、
確実に英語の点数は上がります。

 

さあ、志望校に合格しましょう!

 

 

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