高校受験の勉強を習慣にする方法
毎日、自分で机に向かってほしい・・
全ての受験生の親御さんが望むことです。
高校受験なのに子どもが勉強しないと、
不安になったり怒ったりしてしまいますね。
褒めたり叱ったりして、やる気を出させようとすると思います。
しかし、褒めても叱っても勉強してくれない子も多いです。
なぜ、褒めたり叱ったりしてもうまくいかないのでしょうか?
それは本人の気持ちを動かそうとしているからです。
ご存知のように、人の気持ちはなかなか動きません。
そこで、思い切って発想を変えてしまいましょう。
気持ちを動かすことよりも、行動させることに重点を置きましょう。
高校受験の勉強を生活習慣にする方法を紹介します。
やる気よりも行動習慣
子どもの勉強しなくて困っているご家庭では、
ほぼ100%の割合で親だけが困っています。
当人はのんびりしていて、焦っている様子もありません。
親子の気持ちに大きなギャップがあるのです。
この親子の気持ちのギャップがあるから、親はイライラしてしまうのです。
「私はこんなに焦っているのにこの子は・・」と怒ってしまいます。
怒って子どもを叱ってしまうくらいなら、最初からやる気に期待せずに、
「行動ルール」を決めて実行させましょう。
そんな様子はみせなくても、子どもも内心は
「そろそろ真面目に頑張らなくては・・」と思っていることも多いです。
やる気に期待せずに、行動させることを考えましょう。
3週間がんばれば習慣になる!
行動のルールを決めて実行させる。
最初は難しく感じるかもしれません。
次の数字を見てください。
1週間で42%
3週間でさらに40%
これは新しいことが習慣になるまでに止めてしまう人の割合です。
つまり3週間で80%以上が挫折してしまいます。
禁煙とかダイエットとか運動とか、ほとんどの人が途中で諦めてしまいます。
しかし、逆に言えば、
3週間続けることができれば一生の習慣になります。
つまり、高校受験の勉強も3週間がんばれば、入試まで続けられます。
それでは、その3週間の壁を破るコツを紹介します。
ハードルを下げ、必ずできることから始める
3週間か・・長いなぁ〜。
そう感じた方は、1日でやることのハードルを思いきり下げてください。
勉強時間や量よりも、継続することだけを考えましょう。
最低ラインはできるだけ少なくします。
19時45分から15分はその日の復習をする。
たった15分なら、必ずできますよね。
最初から高い目標にせずに、毎日続けられる課題を決めましょう。
「もっとたくさんしたら?」と言いたい気持ちをおさえて、
とにかく継続させることだけを考えてください。
継続できると気持ちがいいものです。
そのうち本人が自分で時間数を増やしたり、
課題を増やすことがあると思います。
高校受験勉強のやる気スイッチを入れる方法でも書きましたが、
時間になったら、とにかく勉強を始めてしまうことが大切です。
積み上がっていることを実感させる
お子さんが頑張っているようなら、ときにはご褒美も有効でしょう。
努力を認める言葉や励ましの言葉でもいいですし、物でも構いません。
カレンダーに〇を書いたり、シールを貼っていくのも自信になります。
がんばって3週間続けることができたら、
「やらないと気持ち悪い」心理になっていきます。
モチベーションを維持させながら、3週間、頑張らせてください。
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